ネトフリ。おすすめされて鑑賞。たしかに好きな話。とりわけ最強生物といわれるクマムシもどきの登場はおもしろい。こういうの見たな、えっとなんだっけ、そうそう「ブロブ」とかあったじゃない。なんだっけ邦題。『マックイーンの絶対の危機』（1958）だよ。マックイーンの初主演作。あれを宇宙の採掘場に持って行った感じの導入。クマムシもどきがやがて『ナウシカ』のオームの集団みたいになるところも既視感あったけどさ、地底から巨大なスウォームが登場するのは、まったくもって『砂の惑星』。でもおかげでデブリを避けられるのはご都合主義とは申しません。それもありなんでしょうね。重いセリフが長々と鬱陶しくなるところはリモコン様にドンドンとばしていただいて、一気に最後まで楽しめたのだけど、最後はみんな善人になってよろしうござんしたと思わせて、救命にやってきた星にはまた新たな脅威が待っていたなんてよ感させてくれよなと思ったのは、ぼくだけなんでしょうかね。はい、おあとがよろしいようで。
