スターウォーズと日本のアニメクリエイターたちとのコラボによるディズニー+のオムニバスシリーズです。
全体で見ると時代劇推し、強い女性キャラ、シスの暗躍というイメージでした。
1、THE DUEL
TVアニメ版ジョジョのOP制作などで有名な神風動画による時代劇SWです。
「七人の侍」や「用心棒」オマージュでキメキメの作画が楽しめます。
主人公のローニンと女シスの対決オンリーの内容ながら番傘ライトセイバーやセイバー居合い抜きなどのケレン味が良いです。
主人公ローニンのシス狩りのシスという設定が好きでした。
2、タトゥーイン・ラプソディ
「ペンギンハイウェイ」などのスタジオコロリドによる作品。
オーダー66を生き残ったパダワン ジェイがライトセイバーをマイクに持ち替えて銀河最強のロックバンドを目指すストーリーです。
主人公たちの楽曲に思わずノッテしまうボバ・フェットがかわいいです。
3、THE TWINS
「グレンラガン」や「キルラキル」「プロメア」などのトリガーの今石洋之監督の作品です。
双子の姉弟のシスによる対決を描きます。
トリガー特有のあのノリですが幾分大人しめなのが残念でした。
Xウィングの上に乗ってハイパードライブしながら相手をぶった斬るライトセイバーハイパードライブ斬りは馬鹿馬鹿しくて好き。
姉のアムが「キルラキル」の皐月様感があって良いです。
4、村の花嫁
「メイドインアビス」や「少女歌劇 レヴュースタァライト」のキネマシトラスによる作品。
今作が作品としては1番まとまっていたのでは無いでしょうか。
オーダー66を生き残ったが生き方を決められない女性パダワン エフがジェダイとして生きる決意をする物語です。
エフがかわいい。
5、9人目のジェダイ
「攻殻機動隊SAC」などのプロダクションI・Gの神山健治による作品。
ジェダイオーダーを復活させるために集められた中にシスが混じっている疑惑を追いながら誰が最後のジェダイなのかが明らかになるというストーリー。
セイバー刀鍛冶という設定は面白いです。
6・TO-B1
「夜明け告げるルーのうた」や「映像研には手を出すな」のサイエンスSARUによる作品。
野沢雅子ボイスの少年主人公というだけでグッときます。
絵柄やネーミングなどから明らかに「鉄腕アトム」オマージュですしディストピア感やTO-B1からは「ジャンクヘッド」も思い出しました。
このドロイドもジェダイになれるのかという問いは面白いです。
合体変形するジェダイが良いですね。
7、THE ELDER
またまたトリガーによる作品。
ジェダイの師弟がシスの達人を追って対決するだけですが面白いです。
時代劇の抜け忍モノ的な面白さがあります。
師匠がイイです。
8、のらうさロップと緋桜お蝶
「ゴールデンカムイ」などのジェノスタジオの作品というよりは気鋭のアニメーター五十嵐祐貴の作品といった方がいいと思います。
最近では「呪術廻戦」のEDの作画を1人で作り上げたのが有名です。
任侠モノ+姉妹相剋モノ+スターウォーズといった感じです。
今作が1番アニメとして楽しめました。
なんかワンクール物のアニメにしてほしいですね。
ロップがかわいい。
9、赤霧
スタジオSARUを湯浅政明と立ち上げ現在は代表取締役になっている天才アニメーター チェ・ウニョンによる作品。
最後に鬱になる作品をブッ込んできてびっくりしました。
「隠し砦の三悪人」オマージュな作品で原点回帰的でもあります。
どう逆転するのかと思っていたらコレかよ〜。