ロボットマン

スター・ウォーズ 反乱者たち ファイナル・シーズンのロボットマンのレビュー・感想・評価

3.7
フォースセンシティブの少年エズラとジェダイのケイナンやその仲間たちの本編には描かれなかった反乱。
クローン・ウォーズはアナキンやオビワンが主役だったのもあってスピンオフというよりはストーリーの補完の物語になっていたけど、こちらはしっかりとスピンオフで感覚でいうとローグワンくらいの位置。
それでもスターウォーズのお馴染みのキャラクターは沢山登場するしクローン・ウォーズで活躍したアソーカは勿論、成長して立派にテロリスト化したソウ・ゲレラの暴れっぷり、更にはダース・モールのその後も。
クローン・ウォーズと同じくこちらも少しずつ実写映画やドラマに影響を与えていて
オビワンに出てきた尋問官はこのアニメが初登場、ローグワンには実はゴーストやチョッパーが映っていると知り震える。
制作予定のドラマ「アソーカ」には反乱者たちのキャラクターも登場するらしいし、サビーヌならマンダロリアンのシーズン3に登場しても全くおかしくない。
エズラ(と大提督)のその後はアソーカで判明するだろうから楽しみも増えた。
最近のスターウォーズは積極的にCGアニメ作品と実写作品の繋がりを強くしていく方向のようなので、やはりこちらもスターウォーズファンなら必修か。
とりあえず、これを観たらまたマンダロリアンを最初から観たくなった。
CGアニメなので戦闘に迫力がなく棒立ちでも死ななそうな緊張感の無さが残念。アニメ特有の演出は説得力に欠けるというか、実写だったらそうはしなかったでしょというストーリー展開は多い。
実写作品との結合の為には今後はよりリアリティのある展開、演出が望ましいかな。