このアニメ、過小評価されていると思う。
メインキャスト5人は全員ソロアーティストデビューも果たしている人気声優であり、ごちうさを彷彿とさせるキャラクターデザインや粒揃いな曲達など、いい所は沢山あるのに話題にならない。
もっと評価されてもいい。
終戦後の日本のような国を舞台に、戦争兵器として人々と戦っていたオートマタである少女達が喫茶店で働き、歌を唄い、人々との交流を深めていくといった内容。
しかし、オートマタを恐れて良しとしない者もいたり、オートマタを利用して再び戦争を起こそうとする者もおったり、ただ可愛い・キャハハな内容なだけではなく、段々と不穏な空気が漂っていくのが面白いポイント。
ただ、1話の構成であったり、序盤から視聴者を泣かせよう泣かせようとお涙頂戴路線をやり過ぎてる感も否めず、それが序盤で切ってしまう人を多発させたのではないかと思う。
でも、何とかレーツェルちゃんが出てくるまでは我慢して欲しい。
そこからが本番であり、物語も大いに盛り上がります。
お仕事中に失敗ばかりして周りに迷惑を掛けてしまう灰桜ちゃんの成長と真実はウルっとしますし。
最終回は詰め込みすぎた感じもあり、2クールだったらもっと名作になったと思うけど、前日譚や後日談が描かれた小説が楽しみです。
推しはレーツェルちゃんと灰桜ちゃん！
あ、灰神楽ちゃんもいいな。
