ちゃっくん

銀河漂流バイファムのちゃっくんのレビュー・感想・評価

銀河漂流バイファム(1983年製作のアニメ)
4.8
LD-BOX持ってます。
BD出るのを待っている作品の一つだったんですが、高すぎて買えねーよ!

オープニングが全部英語で、当時は歌えない主題歌に衝撃を受けました。レコード買いました、ジャケットかっこいい。
オープニングの前にダイジェスト的なアバンが入るのは当時のアニメでは他になかった気がします。芦田豊雄さんデザインのキャラクターたちが魅力的です。

宇宙開発が進んでいて、すでに他の星に移住している時代の物語。しかしその移住した星は元々別の星の人ククト人が管理していた星だったのを地球側が奪ったものだったのです。
これは地球人とククトニアンの戦いに巻き込まれる13人の子供たちの物語です。

ロボはラウンドバーニアン(RV、敵ロボはARV)と呼ばれ、宇宙空間で作業するために肩やらふくらはぎやらに姿勢制御用に角度や方向を自由に変えられる噴射装置(バーニア)が付いているのが特徴です。ていうか、他の作品のロボたちはどうやって姿勢制御しているのか摩訶不思議なのです。
主役機のバイファムと、ネオファム、トゥランファムのROBOT魂持ってます。

ロボの戦闘よりも子供たちのドラマを主軸としている感じです。
戦闘で親とはぐれた子供たち13人(4〜15歳くらい)だけで練習艦ジェイナスで宇宙を航行します、タイトルから想像されるような行くあてもなく漂流するわけではありません。一番年下のマルロとルチーナはだいたいセットで扱われますが、他は全員個性が立っていて役割分担が決められてちゃんと見せ場もあります。