エモエモのエモ!
毎話胸が締め付けられて悶えた。
1期から何周観直しても面白い。
細かいところまで演出の意図があり、手が混んでいる作品なので、ながら見は厳禁なやつだ〜。
動画もCG処理も映画くらい気合いが入っていて見応えがある。
『スキップとローファー』や『からかい上手の高木さん』などもそうだけど、言葉では表現するのが難しいような感情の機微をちゃんとすくい取って、細部の描写に反映していて、これだけ丁寧に作り込んでアニメ化される原作は幸せだなあと思った。
声変わりのように、身長が伸びるように、ちょっとずつだけど確かに変化して、恥をかきながらも成長していく市川。
次はどんな窮地に立たされ、受け身で居続けるのではなく、自らの一歩を踏み出すのか。
「僕は……」
に続く受け身だったタイトルに、少しずつ自発的な意思表示が増えていく。
言葉を使わずに伝わったことも、伝わらなかったことも、今一度はっきりと言葉にして、僕と私の"心のヤバイやつ"、すなわち、"恋心"をさらけ出せて良かった。
"好きな人を想うと泣きたくなる気持ち"
三十路になって忘れていたけど、そんな感情を思い出させてくれた。
アマプラは勝手にスキップする機能を無くして欲しいな。たまにED後にオマケあるんだよ。こんなに良い曲は毎回聴きたいんだよ。余韻に浸らせてくれよ。