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外見至上主義のkuuのレビュー・感想・評価

外見至上主義(2022年製作のアニメ)
3.8
『外見至上主義』
原題: 외모지상주의、英:Lookism.
製作年2022年。
全8話
韓国の男性漫画家のT.Jun(박태준 パク・テジュン)によるweb漫画。
韓国の検索サイト・NAVERのウェブトゥーンにて2014年11月から連載されている。
日本ではオンライン漫画サイトのXOYで翻訳掲載されていたが、現在はLINEマンガに移行して掲載されているそうな。
2019年9月27日よりAndroid・iOS用ゲームアプリとして正式サービス開始《残念ながら現在稼働してません》。

外見が原因で学校で酷いイジメに遭っていた高校生の主人公・パク・ヒョンソク(日本語版では、長谷川蛍介)は、母親を一人残して有名芸術高校の才源高校に転校し、一人暮らしを始めて人生をリセットすることを決意する。ある日、眠っている間は「超絶イケメン」の自分に変われるようになった蛍介は、昼にイケメン姿で学校に通学し、夜はブサイクの体でアルバイトに勤しむ二重生活を始める。

今作品は作中の曲もよかったし、内容もオモロかったし一気観しました。
愛すべきキャラ達ってか、キャラが確りしててもっと深く各キャラの背景を描いたら長編になるとこを、今作品はサクッ描いてたにもかかわらずキャラが立ってた。
"こんなん"有り得んやろってのを抜きにして、世界観を受け入れ観たら、"困難"な社会(学校)に取り組むことに成功してるかなって思た。
タイトルの"외모지상주의"
英:Lookism.邦題:外見至上主義って、外見だけで人を判断すると意味されるが、現実はそこまで極端ではないにしても、美しさや格好良さが、学校や職場などの人間関係において強い影響力を持ち、見た目が魅力的な人ほど優遇されるような状況を示してるのは事実。
こないな概念と、このタイトルの言葉を取り巻くすべてのことを描いていました。
そこになにやらヤンキーアニメにも似た感じのがむしゃらな姿や、殴り合い、そして、不器用な友情もありーのが個人的にはハマった要因かな。
また、ファッションも個人的に好きなブランドをフューチャーされてたり(GUCCIに、GIVENCHY、SUPREMEは余り好きじゃないが、KENZOにエアジョーダン等)、作中の曲も良かった。
8話学園祭で唄われる歌が結構響いたりと、サクッと見れる中に結構、観るとこが詰まってたかな。
アニメにピッタリな世界観やったし、多くのシーンを生き生きと表現してたんも巧みでした。
シーズン2がよっぽどの大人の事情がない限り有るだろうと予測されるし、続編を期待したいかな。
個人的には嵌まりました。

あらすじをNetflixより抜粋しておきますが、ネタバレに抵触してますし、お読みの際はお気をつけください🙇‍♂️。

1話 変化 
上映時間24分。
長い間、学校でいじめられてきたパク・ヒョンソクは、引っ越しと転校をきっかけに新たな生活を始めようとする。
だが、そんなヒョンソクを、思いもよらない大きな変化が待ち受けていた。

2話 新しい人生 
上映時間24分。
昼は新しい体で学校に通い、夜は元の体でバイトに精を出すヒョンソクは、結局自分の生活が、これまでと何も変わっていないことを思い知る。

3話 友達 
上映時間25分。
いじめられているところを、パスコというあだ名の生徒に助けられた元の体のヒョンソク。
一方新しい体のヒョ ンソクは、生まれて初めて友達と遊びに行く。

4話 母さん 
上映時間22分。
新しい体で、自分の母親とコーヒーを飲みに行くヒョンソク。
2人が一緒にいるところを偶然見かけたバスコの胸に、熱い正義の炎が燃え上がる。

5話 優しさ 
上映時間22分。
学校で辛い思いをしている生徒を助けようとするヒョンソク。
一方、いつも無口な同級生が、絶好のタイミング でヒョンソクに救いの手を差し伸べる。

6話 勧誘 
上映時間26分。
周囲から身の程知らずだと馬鹿にされ続けても ラッパーになるという夢を追い続けるピョン・ドックァ。
勇気を出して学園祭への参加申し込みをするが....

7話 特訓 
上映時間24分。
ドックァの指導で、歌の才能を開花させていくヒョンソク。
そして、学園祭の舞台に向けた特訓を通して、 芽生えたばかりの彼らの友情がさらに深まっていく。

8話 壁 
上映時間30分。
いよいよ学園祭当日。  
舞台裏でライバルからの敵意を向けられたドックァは、ヒョンソクとともに舞台へ。
辛い過去と恐怖心を捨て去り、全力でパフォーマンスを披露する。
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