漱石枕流

ハリエットはスパイ シーズン1の漱石枕流のレビュー・感想・評価

3.0
私が子供だった70年代、よくアメリカ製のテレビアニメが放送されていた。『トムとジェリー』とか『ポパイ』など。80年代に入って国産アニメが台頭すると姿を消してしまった。なので劇場用作品を別にすれば、それ以来かも。

正直に言うと、魅力は感じなかった。おもしろくないわけではないのだけど、絵柄が受け付けないのだ。それはディズニーの2D作品にも感じるところ。ただそこは文化の違いなので、仕方がないのかなと思う。

あとジャパニメーションだと大人の視聴者を最初から強く意識している。それがないのにも異和を感じた。もちろん子供向けであること自体が悪いことではないのだけど。なんというか〝艶がない〟ところがしっくりこないのだ。

内容に少しだけ触れると、アメリカでは有名な児童文学が原作で、日本では未公開ながら映画化もされているという。しかし私は馴染みがなかったので、てっきり主人公は男の子なのだと思っていた。

彼女は作家志望で、スパイ活動はそのための引き出し作り。その他人に対する好奇心旺盛な行動がNYにドタバタを巻き起こす、という内容である。

[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2023/07/14-08/14 Apple TV+
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