このレビューはネタバレを含みます
＜1話視聴時点の評価＞
変身して戦うアニメって意外と少ないってことに今さら気づいて驚いたけど、そういう意味ではけっこう斬新なのかも（新鮮さは感じなかったけど）。実写だと等身大の人間が演じるわけで、ビームが放てるわけでも炎が出せるわけでもないから変身が必要なんだろうけど、アニメだと変身なんかしなくても『Fate』とか『鬼滅の刃』みたいに戦闘シーンで迫力出せるから変身の必要性がない。意外だけど斬新なのかな。
ただ、フォルムがどうにも好きになれない。特撮ヒーロー(平成前期)で育ったと言っても過言では無い類の僕からすると、本作の戦闘フォルムはバランスが悪く見える。『カブト』とか『ファイズ』みたいな 直線が多くてバランスのとれたフォルムに慣れてるから、ガンダムのフォルムは概ね好みなんだけど、本作はどちらかと言うと『エヴァ』っぽい。直線よりも曲線が多くて、体なんかやけにひょろい。顔の禍々しさは特に『エヴァ』っぽいなって思った。
音楽はめちゃくちゃかっこいい笑
OPは超オシャレ。劇伴も「うおぉぉ来たｧｧーー！」って感じ。カッチョええ笑
＜最終話視聴後の評価＞
なんじゃこりゃ。全話ノリで押し切った感あるけど、ラストに関しては勢いすらない。
てか「インモータルナイン」討伐の物語なのに、全部で7人ってどういうことよ。残り二人はどこ行った？
同時期放送の『ブレイバーン』は1話から盛大に狂ってるから、最後で尺が足りなくても勢いで誤魔化しがきいた（まあ実際は誤魔化しきれてないし、スパロボファンに支えられてるところはありそうだ）けど、本作は謎を散りばめるだけ散りばめておいて殆ど回収できてないから物足りない。
せめて2クールあったらなぁと思うけど、難しいよね。
