開会式の前日にいだてん総集編を観る。
1940年 幻の東京オリンピック前夜
阿部サダヲ扮する田畑’マーちゃん’の叫び。
「こんな国でオリンピックやるのはオリンピックに失礼です!」
「今の日本はあなたが世界に見せたい日本ですか?」
あまりに今に通じてしまう皮肉なセリフ。
それにしても宮藤官九郎の脚本は凄いね。
2021年 57年ぶりの東京オリンピック。
グダグダのまま、明日、開会式に突入。
さて、どうなっていくのだろうか。
いだてんで伝わる嘉納治五郎の五輪への想い。
今の日本にはリーダー不在のまま迷走。
五輪相の丸川珠代大臣の夫が友人なので披露宴に参加したことを思い出す。
でも今の彼女から何か’使命感と想い’を感じることはない。
このまま全世界に恥ずかしい日本を見せるのか。
何かここから新たな感動が生まれていくのか。
その前代未聞の顛末を丸ごと見届けようと思う。
そして私は東京五輪を思い切り楽しもうと思う。
今まで必死に努力してきた選手たちには
政治は関係ないのだから。
彼らの姿を目に焼き付けて、心から応援しようと思う。