あちぴろ

ラケット少年団のあちぴろのレビュー・感想・評価

ラケット少年団(2021年製作のドラマ)
4.2
あるフォロワーさんか、Twitterでスポーツドラマ好きならこの作品を好きなはず。というのを観てどれどれと。
(ちょーーーっとの長文です)
ほぼ20歳前後の若手俳優が中学生役を演じるバドミントンを通した仲間達との交流や田舎町の人々との交流を描く。


【あらすじ】
小学生時代にバドミントンのある大会で優勝するものの、負けた野球部の方が人気で見向きもされなかったヘガン。友人達ですら自分のことを悪くいうのを耳にしてバドミントンをやめ野球に転向。みるみる実力を発揮して中学生でエースとなる。ところが父の就職のため、ソウルから田舎町の海南へ引っ越すことになり、そこで新しいバドミントン部の友人たちと出会いバドミントンへの熱意が復活していく…


中学生役はさすがに1人を除いては無理がある様にも思うけどw
田舎町の人々の優しさや思いやり、友人達とのバドミントンを通した交流、淡い恋などが描かれるので、あたたかい気持ちにさせてくれる。


韓国選手たちと日本人選手たちの試合が描かれる中で、大人たちコーチ陣は「日本人との対戦には力が入っただろう?勝って良かった!」と話すシーンがある。ところが子供たち全員が「僕たちは日本人との試合を大人が思うような感情で戦っていません。みんなとは仲もいいので…」というシーンにグッとくる。
そう、きっといつまでも反日感情を抱いているのは大人達だけで、子供達は日本のカルチャーに触れ日本のことを悪く思ったりしていないんだと思いたい。


【キャスト】
❇️タン・ジュンサン(へガン):「ムーブトゥヘブン」、「不時着」ふ、ふじちゃく?!どの役よ笑。→改めて不時着確認するとヒョンビンの部隊の部下たちの一人か!笑
❇️ソン・サンユン(ユンダム、パン屋の息子、主将):「今、私たちの学校は」、「キムサブ2」など。
❇️キム・ミンギ(インソル、議員の息子):「女神降臨」、「シュルプ(未見)」など。この子のキャラクターが一番好きだった。
❇️チェ・ヒョヌク(ウチャン、父親が反対している):「二十五、二十一」、「弱いヒーロー」など。
❇️キム・ガンフン(ヨンテ、最年少):「スタートアップ」、「もうすぐ死にます(!!一人中学生の子に転生した役だ!)」など。
唯一中学生らしい中学生役。
❇️ イ・ジェイン(セユン、韓国代表レベルの女の子):「ある日〜真実のベール〜」、「賢い医師生活」など。
❇️イ・ジウォン(ハンソル、セヨンの親友、ユンダムの彼女?):「カウンターズ(ムンの親友の女の子!)」、「SKYキャッスル(イェソの妹!)」など。
❇️キム・サンギョン(ヘガンの父、コーチ):初見。ある大会の試合で前日に深酒して試合開始に間に合わず、会場間違える失態を。真面目とは言えないコーチ。
❇️オ・ナラ(女子バド部ラ・ヨンジャコーチ、ヘガンの母):「マイディアミスター」、「SKYキャッスル」など。お美しい😍

〜〜村の人々〜〜
❇️ウ・ヒョン(村長):「Sweethome」など
❇️チャ・ミギョン(ツンデレのお婆さん):「その年、私たちは」?など
❇️チョン・ミンソン(帰農してきた夫婦の夫):「刑務所のルールブック」など
❇️パク・ヒョジュ(帰農夫婦の妻、芸術家):「キムサブ2」の麻酔医師!!綺麗な人😍
❇️ペク・ジウォン(村の住人、都会の人を毛嫌う):「ウヨンウ」、「タッカンジョン」、「恋愛体質」など。

〜〜バドミントン関係者〜〜
❇️アン・ネサン(韓国代表監督):「ハイバイ、ママ」、「L.U.C.A」など。
❇️シン・ジョングン(海南西中学バド部監督、白狼):「ヴィジランテ」、「ボーイフレンド」など。この監督が厳しいながらも優しくてとてもいい人だった。
❇️チェ・デフン(バドミントン記者):「ウヨンウ」、「わずか1,000ウォンの弁護士」など。
❇️ユン・ヒョンス(パクチャン、セユンを好きなヘガンのライバル):「ワンダフルデイズ」、「捜査班長1958」など。
❇️アン・サンウ(バドミントン店店長):「ソンジェ背負って走れ」、「女神降臨」など

〜〜カメオ出演が多いのも〜〜
▶️パク・ホサン(父の先輩1話)
▶️キム・ミンソク(ソウルを案内してくれた人)
▶️パク・ヘス(父 の友人6話)
▶️キム・チョルス(工事現場先輩6話)
▶️イ・ジュニョン(工事現場班長6話)
▶️チョ・ジュヨン(登山客、農地開発の社長)
▶️ホ・ソンテ(暴力コーチ)
▶️カン・スンユン(カン・テソン、伝説の選手)
▶️パク・ソングン(眼科医):「秘密の森」
▶️キム・ジョンヨン(監督「白狼」の妻):「社内お見合い」、「ある春の夜に」など。
▶️クォン・ユリ(イム・ソヒョン、セユンの憧れの選手):少女時代のユリだった!「ソンジェ」でも本人役で出てた。
▶️イ・ギュヒョン(帰農してきた男):「刑務所のルールブック」、「弁論を始めます」など。
▶️キム・スルギ(番組PD):「その男の記憶法」など。

1〜2話程度しか出ないけど、ものすごい豪華な人たちがカメオ出演する。
このあたり、刑務所のルールブックでもそーだったけどそれだけたくさんの人たちが「出たい」って声を上げたんだろか。

最終16話のチョン・ミンソンとイ・ギュヒョンの会話が最高😆「刑務所のルールブック」の同房の二人の会話がルールブックファンにはたまらなかった。
そいえば、パクヘスもパクホサン、アンサンウ、キムチョルス、カンスンユンもルールブックの出演者だった。


仲間を信じたり、たくさんの村の人たちが選手達を応援したりするのは観ててあったかい。
へガンとセユンの関係が親目線で応援してしまう。

自分の推しは、優等生ながらバドミントン部のみんなと仲良くなりたくて、みんなに伝えようとしてもいつもヘガンに邪魔されるインソルがかなり好きだった。
結局はちゃんとみんなと一緒に暮らすしみんなを想って試合に出れない日も練習し続ける姿がすごく良かった。


新しいドラマの狭間で観ようと観始めたものの、新ドラマ多すぎてかなり後回しになってしまった…)


(2024/4/21〜5/19)
あちぴろ

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