ゆうめし

WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~のゆうめしのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

AppleTV+で。

実際のステップアップ企業の立ち上げとCEOの解任までを描いたリミテッドシリーズドラマ。

イスラエル移民のアダムとグウィネス・パルトローの従兄のレベッカは夫婦になりこのドラマの主人公。
実話を基にしているドラマなのでふたりは実在している人物。

アダムと同じ起業家スクールに通っていた設計士のミゲルと共にコワーキングスペース企業を立ち上げる。そこにレベッカも加わり会社を大きく成長させる。

序盤はレベッカのいとこのグウィネス・パルトローネタが多かったね。
自分が主人公の結婚式に「グウィネス・パルトローは来ないの?」って言われるのはちょっと気の毒に思ったわ。

エピソード4から『アグリー・ベティ』のアメリカ・フェレーラとソフトバンクの孫正義が出てから面白くなってきた。
そして、レベッカのスピリチュアル感が強まってきてちょっと引く。

孫正義、通称「マサ」
彼を演じてたのは韓国人のキム・ウィソン。だから、マサの日本語のセリフは最低限だった。マサ、本人よりも髪の毛がフサフサ。

全体的に悪くなかったけど、アダムの奇行とレベッカのスピリチュアル感がキツくて全く感情移入なしなので「早く転落しないかな?」って思ってみてたけど、一番損したのがずっと薄給で働いていた従業員だったのがちょっと消化不良。

共同経営者のミゲルもアダムにドン引きしてる時もあったけど結局最後まで会社に留まっていたのもあれでした。こういうドラマでは中盤でアダムと衝突してミゲルが出ていくパターンだと思ったのに。出て行ったのはカフェでスカウトした黒人のメガネの女性だけだった。

結局、アダムはCEO解任、そのかわり株をたくさん所持したけどマサは
の株買うっていったけどやっぱり買わない。あとは弁護士通してね」って電話して終わり。
アダムはソフトバンクを提訴、社員たちもソフトバンクを提訴。

マサ、ドラマ的にはおいしい役どころだったね。

同じ、スタートアップ企業の立ち上げから転落だと、ディズニープラスの『ドロップアウト シリコンバレーを騙した女』(アマンダ・セイフライド主演でエミー賞受賞)の方が面白かったよ。
ゆうめし

ゆうめし