今回の主役は『マンダロリアン』S2にも登場したボバ・フェット。
『マンダロリアン』で登場したキャラクターも多数登場し、時系列的にもS2の後なので、実質『マンダロリアン』S2.5。
奴隷になったり、列車強盗、決闘など、今回も『マンダロリアン』に引き続き、いやむしろそれ以上にスター・ウォーズの世界観で西部劇をしていてワクワクする。ただし、同じ西部劇でも『マンダロリアン』が旅をする物語であったのに対して、今作ではボバ・フェットが”大名”として街を統治する、旅をしない物語になっている。
そもそもスター・ウォーズシリーズは、色んな星や街を巡るストーリーばかりなので、1つの場所に腰を据えて展開していく物語は珍しい。街を統べるために、住民の陳情を聞いて忠誠心を高め、仲間を増やして縄張り争いに対抗する。街づくりシミュレーションゲームみたいなイベントにボバ・フェットが対応していく姿がどこか可笑しい。
毎話面白いけれど、やっぱり最終話の派手な盛り上がりは特に楽しかった。
SWは派生作品が多すぎて、あまり熱心なファンでない自分からすると、ドラマで新たに登場するキャラが、過去作に出ていたキャラなのか本当に新キャラなのか不安になる。そもそもボバ・フェットも覚えていなかったし。