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ももさんと7人のパパゲーノのkuraのレビュー・感想・評価

ももさんと7人のパパゲーノ(2022年製作のドラマ)
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ももさん(伊藤沙莉)には、これまで誰にも言わなかった言葉がある。「死にたい」

ある夏、ひょんなことから旅に出たももさん。それぞれに生きづらさと折り合う7人と出会いー。「死にたい」自分を肯定していく、1週間の物語。

※ももさんが出会う「パパゲーノ」とは、「死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方で“死ぬ以外”の選択をしている人」のことです。オーストリアのメディア研究では、こうした経験を持つ人のストーリーを伝えることが、自殺を思い留まる抑止力になることが示され、オペラ「魔笛」の登場人物に準え「パパゲーノ効果」と呼ばれています。
(番組HPより引用)

こういうテーマに向き合えるのはNHKドラマならではですね。

加藤拓也さんの作品ということで、やはり独特ではありましたが観てよかったとは思います。パパゲーノという言葉があることも初めて知りました。

全て受け入れられた訳ではなく、ん?となる箇所もありましたが、
一つ確かな事は、同じような気持ちを持っている人がいるということ。自分だけではないんだということ。

ファーストシーンとラストシーンの対比◎

伊藤沙莉と染谷将太の演技はさすが。

"押し付けるのではなく寄り添う作品に“

"良い事と悪い事のバランスが取れないのが世界なのである“
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