ももさん(伊藤沙莉)には、これまで誰にも言わなかった言葉がある。「死にたい」
ある夏、ひょんなことから旅に出たももさん。それぞれに生きづらさと折り合う7人と出会いー。「死にたい」自分を肯定していく、1週間の物語。
※ももさんが出会う「パパゲーノ」とは、「死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方で“死ぬ以外”の選択をしている人」のことです。オーストリアのメディア研究では、こうした経験を持つ人のストーリーを伝えることが、自殺を思い留まる抑止力になることが示され、オペラ「魔笛」の登場人物に準え「パパゲーノ効果」と呼ばれています。
(番組HPより引用)
こういうテーマに向き合えるのはNHKドラマならではですね。
加藤拓也さんの作品ということで、やはり独特ではありましたが観てよかったとは思います。パパゲーノという言葉があることも初めて知りました。
全て受け入れられた訳ではなく、ん?となる箇所もありましたが、
一つ確かな事は、同じような気持ちを持っている人がいるということ。自分だけではないんだということ。
ファーストシーンとラストシーンの対比◎
伊藤沙莉と染谷将太の演技はさすが。
"押し付けるのではなく寄り添う作品に“
"良い事と悪い事のバランスが取れないのが世界なのである“