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ファーストペンギン!のkuraのレビュー・感想・評価

ファーストペンギン!(2022年製作のドラマ)
3.5
※ファーストペンギン
ペンギンは元来、臆病な動物。そのため多くの敵が潜む海に、なかなか飛び込むことができない。しかし、勇気ある一羽が飛び込むと、仲間たちも次々と荒海へ。その「勇気ある一羽目」のことをファーストペンギンと呼ぶ。
リスクを顧みず、初めてのことに果敢にチャレンジする人のことを、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼ぶ。

この物語は、そんな「ファーストペンギン」のように、縁もゆかりもない"漁業の世界“に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎ出した漁師たちの奇跡の実話をモデルにした爽快リアル・サクセスストーリー。

1話目のラスト5分、主人公・和佳(奈緒)が啖呵を切るシーンを見た段階でこれは最終話まで見ようと思ったし、全編通して奈緒さんの素晴らしい演技に溢れた作品でした。
また、堤真一さんが出演している作品にハズレがないというのを改めて感じましたね。(最終話の表情◎)

主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」

【印象に残ったセリフ】

"私がやりたいからです。もう私自身がこれをやった方がいいって思っちゃってるからです“

"私さ、昔、長いものに巻かれたの。自分の主張曲げて、全然納得もしてないのに謝って・・。また同じことを繰り返して、自分に失望するのも嫌だし、これ折れたら、子どもにもそんな人間になるなって言えなくなっちゃうじゃない“

“でも、最後は私たちが勝つよ。だって私たちは間違ってないから“
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