南米スリナムを舞台に麻薬組織に潜入捜査する民間人を描くサスペンス。ベースは実話だとか。
無駄に引き延ばしたり、風呂敷を広げたりすることなく、六話にぎゅっと圧縮されているから、観やすいし、飽きることもない。
とにかく麻薬王に扮するファン・ジョンミンの怪演が見物。対する家族想いの民間人(ハ・ジョンウ)は、心臓に毛が生えてるとはこういうことかと思うぐらい、図太い。なんだか安心感があるのは、演出ミスか。
ラストは「そんなアホな」と思わないでもないが、胸が熱くなった。
なぜか特別出演という扱いのチャン・チェン。クーリンチェの少年も、もうすっかりおじさんですね。
それにしても麻薬で大金稼いでも、豪邸に住んで、いかついボディガードに守られて、美女を侍らせパーティをするぐらいしかやることがないのか?
え? それで十分だって?