このレビューはネタバレを含みます
Netflix
「新聞記者」とかもそうだけど
もっともっとこういう
地上波やNHKが作らなそうなドラマ
いっぱい作っていってほしい。
ひたすら怖かった。
そこはホラー監督
中田秀夫も絡んでるからかも
だけど。
役所広司、
日本中のすべての職場の上司が
このドラマの役所広司
みたいな人だったらいいなぁと
そんな単純な感想を
ひたすら抱いた。
「なんでできないんだ！」
みたいな激昂しちゃった後
「すまない。そうだよな、
お前らも大変だよな」
みたいにちゃんと謝れる上司。
意外と
単純なようでそうでもないと思う。
逃げたくても逃げきれない
竹野内豊も首相役の小日向さんも
ホンモノのどの首相よりも
リーダーぽくて泣けた。
こんな極限状態にしては
みんな冷静すぎやしないかとか
現場はもっとパニックだったと思うけど
などなど色々思う所が
全くないわけではないけど
この国のために
命をかけてあの日を戦い抜いた
現場の人たちのドラマ部分を
見てると
やっぱりもう何とも言えない。
感謝しかない。
放射線量すごいから
ダッシュで走り抜けようとか
もう何がなんでもできることを
やり切った上で
今の日本があると思うと
やりきれなくて
それでもあえて
この国は原発を棄てないのか。
とやっぱりどうしても言いたくなる。
北海道と西日本
(そして無視されてたけど沖縄)
日本という島がマジでそんな分断
された世界に今なっていないのは
まじでただの幸運と
現場の人間たちの
戦いの賜物でしかないのだなと。
