現代であれば両親も含めて治療対象だと思われます。まあ当時なので家庭の問題として完全放置で、余りにも見事に両親の特性をダーマーは引き継いでしまったわけですが...。
そしてなんといっても6話のトニーの件が衝撃的でした。なんというか、ダーマー側も被害者側も、全てが「殺し」に向かっていると言わざる負えないような凄まじき運の悪さがありました。もはや飛行機事故でも見ているような気分です。
活かされない通報、ベッドの血痕、兄の被害、もう一度開いた扉...どこかで止められたと言いたくはなりますが、残念ながらこれがミルウォーキーの器だということでしょう。