もろきゅー

血と愛と王位のもろきゅーのレビュー・感想・評価

血と愛と王位(2022年製作のドラマ)
3.3
生涯6度の結婚をし、王妃となった女たちを次々と不幸な目に合わせた暴君ヘンリー8世と、後のエリザベス1世の母、アン・ブーリンのお話で、歴史家の解説を挟みながら進むドキュメンタリーテイストのドラマ作品。

アン・ブーリンは最期、不特定多数との不倫、実弟との性的関係など無実の罪をでっち上げられ、斬首刑に処せられた哀れな王妃なんですが、その王妃の座もヘンリーの前妻キャサリン・オブ・アラゴンを離婚に追いやり奪い取ったものなので、正直そんなに可愛そうだとは思えませんでした。

男児を産めなかったことがヘンリーに捨てられた理由なんですが、当時の女性としては自立心が高く聡明で策略家で、そういう所も疎まれたんじゃないかなと。

産まれた時代が近年だったら、自力で自分の人生を切り開いて大成していた、そんな人だったんじゃないかなと。
あんまり詳しくないけど。

しかしホント、ヘンリー8世はクソヤローだ。
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