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弁護士ソドムのdarumaのレビュー・感想・評価

弁護士ソドム(2023年製作のドラマ)
3.9
ほかの録画大体追いついたのでおまかせ予約されっぱなしの弁護士ソドムを恐る恐る観始めた…天音って名前はやめて!!(笑)
テレ東でも23時前は基本観ない私、祖父江里奈P&濱谷晃一Pだったので少し期待しつつ、枠の模様替え感は確かに。初回2時間SPだけど9時台になったらガラッとドラマ24風に…面白いかも!

ちなみに8時台冒頭は祖父江Pはやっぱ深夜が合ってるんじゃない…?(来世ちゃん&38歳マッチングアプリ)と思ったけど、9時台は濱谷P感で関係ないかもだけどGIVER思い出した(担当だ!合ってた←調べた)
脚本もエラい展開やね!てっきり漫画原作かと思ったらオリジナル!?家族狩りの方!?オクトーの方もか!

キャストがイマイチ感だけど(うっゴメン、ひょんりさんの使い方が違うような…?)光石さん好きだし、とりあえず録画消化予定。来週もう最終回なんだね!
あと仲間のフォルクスワーゲン乗ってる子がゆうたろうくん…?と思ったら加藤清史郎くんだった!(クレジットで初めてわかった)

確かに下馬評通りクロサギ感否めないし、悪いなら悪いほうのキャラで突き詰めたほうが面白いような気もするけど、枠のリニューアルとは言っても8時台はまだまだ高齢ターゲットだと思うので(台詞で金さん言ってたけど実際勧善懲悪系)、舵切りというよりは探り探り感。

故にちょいちょい古い感じを醸し出してはいるけど、想像よりも悪くなくて個人的には高評価。(期待値の問題はある。高いのにガッカリと、低かったけど「おっ!?」は、同じ評価になる…)

(以下各話感想。ネタバレあり)
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(2-3話)
ここから本領発揮…!初回はもたついたけど2-3話めっちゃよかった!特に3話、医療というより新興宗教感、多面性。同じ事柄でもその人にとっては…(怪物観たばかりだから余計に!)誰にとっての利益なのか。3話からオクトーの三浦駿斗さん脚本。で!ゲストが片桐仁さん!被ってる^^

(3話までのところ)割と引っ張ることなく、サクサク進んでいくのが絶妙。初回からネタバレしてるので(母と若松弁護士の関係性)、そこが重要じゃないんだなってのも分かるし、ベースにある両親の謎もちゃんと少しずつ明かされつつ、1話完結の事件がきっちり考えさせられる所があるのが良。(評価上げました)

牧師は誰なのか…が一番気になるところだけど(もう出てるのかな?)光石さん説はあり…?2話(かな?)ではでんでんさんかな!?と思ったんだけど(直近で光石さんとでんでんさんの記事を読んだばかりなので)
でんでんさんのあの表情は気になりすぎる。

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(直近6話まで)
圧倒的竹中直人のうさんくささ!(笑)
でも光石さんと知り合い…
光石さんが絡んでいて欲しい!!(もはや願望)
だったら絶対面白い!!!

てかテレ東は(も?)ほんと映画好きだよね…!玄理さんをヒロインで起用とか、絶対濱口作品からとしか思えない。(偶然と想像、天国はまだ遠い)
でもそういう所が好き!!

ちなみに6話はある男オマージュでした!

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(最終話)
想像通りの展開すぎて歓喜!!
光石さん…絶対来ると思ってましたよ(笑。主演映画公開おめでとうございます!)
しかも!でんでんさん!!
しかも!!ちょいやめ風ラストで終わった(笑)
確かに、福士くんの歴代でテレ東さんが一番好きそうな作品だと思う…(ちょっと今から仕事やめてくる)

(冷静に考えると、光石さんだから脇キャラが天音だったのかも…デザイナー渋井直人の休日)

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(以下余談)
物凄い思い込みだと思うけど、天音って名前と主題歌がブルエン(これは研音だからだけど。青くて痛くて脆い(も主題歌歌ってた)は花ちゃん)家族狩りとオクトー(好き!)の脚本家さん、祖父江Pと濱谷P、光石さん、ゲストにおかやまはじめさんが出てきて、なんか、私の為にお膳立てしてるんじゃないかと思ってしまったわ…(笑。思い込み)

あと!古川雄輝くん…ここは曇天に笑うだと解りましたが(主演の方の元ファン的には、笑)、逆に古川くん、最近観た作品で結構良いのが多い印象だったので(旧作だけど…太陽とか)、ここも上手く私の心掴んで来るなぁ…!という感じ。直近観たのは5分後に意外な結末、か。テレ東だと働かざる者たちの印象が強い。

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(直近6話まで観た)
「カイ君!天音さんも」
この台詞で気づいた…「カイくん」!!!
(そういやフォルクスワーゲンの子がそういう名前だった!←気付くの遅。。)

…絶対私の為のドラマだと思った(笑)
(実は今週、井之脇海くんの舞台を観に行きました)

「昨日、カイ君と天音さんに会いました」

パワーワードすぎる…(笑)

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(最終話)
福士くんなので殺陣を入れてきたのはわかるけど(彼はアクションには自負があるはず)、何かあんまりうまく見えなかったのは何故…?一呼吸早くない?(当たらないように引いているのが見えてしまった。相手だったか本人だったか忘れたけど。)アクションって結局、計算と訓練なんですよね。強さとかじゃなくて。相手に本当に当たってしまったらまずいので、ダンスと同じで繰り返し練習して、いかにも戦闘しているように見せてるというか。それが、芝居臭く感じた時点でダメだと思った。

ただ!逆に、台詞回しは上手くなったなと思った。
私、昔福士くんのファンをしていて、今は岡山天音くんのファンをしてるんですが、乗り換える時に(苦笑。そんなつもりはなかったが結果的に乗り換えたと見られてもおかしくはない行動をした)、天音くんは台詞の句読点を崩す感じの読み方が上手いなぁ…!と思ったんです。なんていうか、人間って、台本に書いてあるままの文章通りには発語しないと思うから。句点や読点で綺麗に切れたりしない。句点(。)でも勢いとか想いで前後がくっついちゃったりするようなとき、ありますよね?そういうのがめっちゃうまいんです!(ってここで力説しても仕方ないが。。)で、福士くんは当時そういうのが全然なかったんですが(そして大根と言われている事も知っていました。。)、それが!結構天音くんの喋りに近いというか(別に天音くんみたいという訳じゃなくて、崩し方が)、そういうのが成長したなぁ…と感慨深く見てました。勿論好みがあるのでそういう話し方が好きじゃない人もいると思うのですが(一般的に癖強めになります)、私はわりと好きなので、担降りはしたけど(もう4年前くらいかな?その後今までずっと作品を避けてた。これは別に彼の演技が悪いんじゃなくて、事務所の作品選びがことごとく好きじゃないほうへ行ったから)、また機会があったら(好みの合いそうな作品があれば)本作のように観てみようかなと思った。
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