高橋文哉×志尊淳、岳と海の物語は出会ったときから定められたシンデレラストーリーだったのかもしれない。ナポリタンという庶民的な食べ物が二人の手によって彩られ、かと思えば豪華で華麗なコース料理の美しさたるや。
岳×海ももちろんだが、蘭菜の存在が大きかったように感じていて。芯が強いながらも弱さを秘める彼女が編み出す気鋭の料理に、素人では味の想像がつかない掛け合わせをたくさん目の当たりにした気がする。彼女の母親の話が出てきてから一気に空気が変わった前半戦が印象深い。
最後の締め方が印象深いうえに非常にまとまってて良かった。
ナポリタンで出会った二人が、
ナポリタンを出して 作品としては終わり、
その世界では二人のスタートがきられたの
綺麗な構成だった。
劇伴、主題歌ともに作品との相性が良かった。
