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時をかけるな、恋人たちのぴとのレビュー・感想・評価

時をかけるな、恋人たち(2023年製作のドラマ)
4.5
普段感じられない 時をかけるからこその様々な切なさや、時を超える想いに何度胸が締め付けられたことか。廻と翔の恋の超展廻、二人のわちゃわちゃは瑛太×吉岡里帆のキャスティングの真髄を見た気がする。
エピローグの使い方が描写としても綺麗で、さらにそのエピローグが最終話直前に繋がっていく演出が秀逸。
それまでエピローグを描いてきたにも関わらず、10話で廻の記憶が消えていくのとすり合わせるように、過去の築いてきた廻と翔の記憶がぼやけていくエンドロールがとにかく切なかったし、これまでのエンドロールを裏切る良い演出だった。(結局は違ったけど)
おそらく見れば見るほど、張り巡らされた伏線や廻と翔が残していった痕跡をたくさん見つけられる作品だと思う。
見るたびに新しい発見があるドラマ、そう多くない中で見事な”辻褄合わせ”だった。
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