れいな

夏目漱石の妻のれいなのレビュー・感想・評価

夏目漱石の妻(2016年製作のドラマ)
2.5
記録用

【感想】
夏目漱石といえば、見た目が紳士ぽいため優しくて穏やかなイメージがあった。しかし、このドラマを通して実際は気性が荒く、プライドも高い人だと知り、大きなショックを受けた。初めは受け入れがたかったが、ドラマを観て2日が経った今、こういった彼の性格も素晴らしい作品を書く大切なパーソナリティであったと徐々に現実を受け入れられるようになってきた。もう少し夏目漱石について知りたくなった。


【千駄木とネコ】
以前千駄木の谷中に行った時、猫はいないのに至る所に猫のイラストがあり不思議に思っていた。まさか夏目漱石が『吾輩は猫である』を書いた場所が千駄木であったとは知らなかった。

【ドラマの構成】
妻の視点から見た漱石を描くことで、より客観的に漱石について知ることが出来たと思う。又、著名人の妻を主人公にしたドラマは珍しく面白い視点だと思った。更に、夏目漱石の妻という1人の女性が持つしなやかな強さが我々女性に与えてくれる勇気も興味深かった。
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