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さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~のakのレビュー・感想・評価

3.0

設定に惹かれて観ました。
音楽以外はポンコツな父親役な西島さんと、大人になっても思春期を拗らせて、ずっとムスッとした顔をしている娘役な芦田さんの、今までにない役柄のギャップが新鮮で楽しかったです。

出てくる人たちに悪い人がいなくて、みんな音楽が好きで大切に思っているのに、それぞれ抱える苦悩もあって、それをマエストロが上手く、時に大胆に前を向かせる展開は観やすかったです。

ただ、最終話がもうひと展開あるよな…!と思っていたら、その手前で終わってしまい、あっさりというか、そこで!?と思ってしまいました。あと、最終話の前のお話が一番グッときたので、個人的に物足りない最終回でしたが、タイトル回収と希望が上手に交差した締めだったかなと。
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