Ryoko

ソンサン -弔いの丘-のRyokoのレビュー・感想・評価

ソンサン -弔いの丘-(2024年製作のドラマ)
4.0
「新感染」の監督が脚本を担当。
疎遠だった叔父が亡くなり、突然ソンサン(先山)という土地を相続することになったことになった主人公。そこから始まる連続殺人。
刑事役のパク・ヒスンが良くて、彼の捜査力で真相に近づいていく過程は引き込まれて面白い。事件の真相はもっとおどろおどろしいものかと思っていたけれど意外とシンプル。超自然的なことや宗教的な解釈をしなければならないこともないのでサスペンスとして普通に楽しめる。6回完結なのもいい。
このドラマに限った話ではないけど、
廃ビルや古民家のそれっぽく見せる小道具とか、真犯人(顔見えない)が殺人を犯すシーンや遺体が発見されるまでのシークエンスもいちいち手が込んでて、キャストの数や場展も多いわけじゃないのに世界観を上手く作るなーと感心する。全然安っぽさを感じない。
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