これはきっと人生ドラマになってしまう。こういう感覚は1話の冒頭数分でくらっちゃうもので、今までの人生ドラマリストでこの法則に当てはまらなかったものはない。
人生が染みて刺さってどうしようもないよ。冷たいのにあったかい感じ、脳天ぶん殴られながら毛布にくるまれてる感じ、スマホなんて1秒も見ようと思うタイミングなくて、自分の瞳に入ってくるこの人たちの生き様を1秒も逃すまいとしてしまうこの感覚。
だってありえん、ありえんいいよ若葉竜也。なんか地上波ドラマの2番手やってる若葉竜也観ちゃってること自体にちょっとずっとビックリしてるのに、それがまた当たり前に最高にめちゃくちゃ頭抱えたくなるくらいクる。なんなんだよ。
なんか気付いたら泣いてるんだよ。何に泣いてるのかわからないよミヤビちゃんと思いながら、あー、何か、この人たちの言葉からこぼれ落ちていく砂みたいなものの姿が見える幸せ享受してるだけで、日本人でよかったなと思う。
本当に全員が本気で作った「ない世界」って、こんなに心に陣取り出来るんだ、すごいよ物語って。久しぶりにそんなことまで考えさせてくれるドラマ、こんなところで感謝しても意味はないけど言わせてくれよ、ありがとう…
