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救命病棟24時 第4シリーズのDTのネタバレレビュー・内容・結末

救命病棟24時 第4シリーズ(2009年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

●1話 2024.2.25日 スコア3.8
シーズン1からの再放送にて家族と視聴開始

【はじめに】
救命病棟シリーズは再放送で全部見た気がしてたけど、このシリーズは初めて見るかも
てか、なんでシーズン3再放送されないんだよおおおおおおおおお
シーズン2のレビューにも書いたが…
多分1番再放送で見てた記憶あるんだよなシーズン3
シーズン3のレビュー見たら、どうやら災害がテーマだから?再放送できなかったと…🤔

【感想】
今回の救命の現場、シーズン史上1番ひどいな…(3見てないからわからないけど)
救命医のいない救命(忙しくてみんな退職)
だから患者を受け入れない救命
脱臼もビビって治せない医者
人の死が苦手でやる気ない研修医
こんな救命あっていいの?って思っちゃう
シーズン1.2はみんな技術もあるしみんな人命救助に熱血だったから、みんなかっこよかったのに今回は…
でもそれが今の救命でリアルなのかな
医者の人手不足…
そこに江口洋介が入ってきて、松嶋菜々子もスカウトして… まあこの2人がいればなんとかなりそうな安心感半端ないけど
今回の医局長は敵側か?


【キャスト】
江口洋介と松嶋菜々子が豪華共演再びで、ギャラが高くてキャスト揃えられなかったのか、まわりがちょっとだけ弱い気が…

▶︎江口洋介
色黒とうっすら無精髭あって雰囲気がちょっと変わった?
シーズンを増すごとに人情的?になってて優しくなっていってる気がする進藤先生
昔の仕事仲間の松嶋菜々子や木村多江がいて嬉しそうにしてる進藤先生かわいい
▶︎松嶋菜々子
相変わらずキレイだなー
ずっとキレイ、常にキレイ
立派になった小島先生の成長がすごい
▶︎木村多江
シーズン2では存在薄かったけど、昔の馴染みってことで安心感あるわ
▶︎北乃きい
やる気あるけど技術がまだ浅い研修医?
昔の松嶋菜々子枠?
シーズン2の田畑智子みたいな
▶︎石田卓也
研修期間を静かに何事もなく終えたいやる気が薄い研修医
見た目ヤンチャだよねこの役者さん
今で言うと野村周平ポジション
見た目も声の出し方も似てる
▶︎板尾創路
救命を覗きにくる謎の怪しい医者
まだ1話じゃよくわからず
▶︎ユースケ・サンタマリア
新しく来た医局長
江口洋介とは正反対の考え?を持ってて相反する立場だけど、医者としての腕はすごい良い?


【ストーリー】
新しい救命に配属された進藤先生(江口洋介)
しかしそこは救命医のいない救命だった。
救命医はみんな退職していっていて、進藤先生以外にも新しい医局長のユースケが入ってくるが、患者寄りの進藤とは相反する病院寄りのユースケ医局長。
他の医者達も、脱臼すらビビって治せない医者や、眼科から派遣されてそれ以外見れない医者や、人の死が怖い研修医やら酷いメンツぶり……
唯一、昔の仲間の木村多江看護師がいたことが幸い。
人手が足りない救命に小島(松嶋菜々子)を呼ぼうとスカウトしに行く進藤だったが、小島は前の病院で子供を救えず家族が裁判で訴えられていて、救命も辞めて子供の健康診断などをする仕事をしていた。
その仕事にやりがい感じていて救命には戻る気がなかった松嶋菜々子だったが、ある日、目の前で子供が素振りをするもう1人の子供のバットに気づかずに側頭部を強く打ち付けて危険な状態に出くわす。
救急車に乗って付き添うが、どこも追い返されて(現代の救命は医者不足で昔ほど人を受け付けていない?)進藤に電話して、進藤の救命で診てもらえないか頼むが、進藤の救命も食中毒で運び込まれた患者がたくさんでてんやわんやで無理だと突き返されてしまう。
どうすれば…と困る小島に進藤は「そこにいるのは誰だ?お前しかいないだろ」(的な?うる覚え)と小島を鼓舞して、小島は救急車内で子供の緊急手術を行う。
子供の頭を切り頭蓋骨を開けて血を抜く?大掛かりな手術を行い成功させる。
そのまま進藤の救命に行き進藤の手伝い。
小島は進藤に救命医に戻ります宣言。
進藤は嬉しそうに小島を迎える。








●2〜4話 2024.2.29木 スコア3.9
【ざっくりストーリー】
▶︎2話
ユースケの考えは、今の医者不足で寝ないで働き続ける医者たちが無理な患者要請の数に対応して死なせて松嶋菜々子のように親族から訴えられて働けなくなる医者が沢山… そんな環境がなくなることが大事と…
進藤は、アフリカの救命に参加したときにHIV(エイズ)の感染にあっていたが… 無事最後は陰性だった。

▶︎3話
人手不足の救命に、進藤は麻酔科の板尾創路を、ユースケは脳神経科のナース木村多江をスカウトする。
進藤は、板尾創路の過去のカルテを見て腕があると見込んで。
ユースケは、研修医がミスした診断をその場で判断して指摘出来た木村多江の実力を見込んで。
お互いスカウトを拒否。
板尾創路は、救命の忙しさで家族のことをほったらかしにしてしまい離婚裁判までするところまで陥っていて、救命を辞めて今は麻酔科で働いていた。
ある日、緊急で怒涛の患者ラッシュ。
人数分を入れたが、元々入院してた患者も急変してパンク状態に。
手助けが必要と研修医の北乃きいは板尾創路に助けを呼ぶが、これから裁判だという板尾創路は拒否する。
焦る医者たちに危険な患者の前に突如板尾創路と木村多江が現れスピーディーに処置していく。
目の前で大量に運ばれてくる患者を見て、居ても立っても居られなくなった板尾創路は救命に入る。
落ち着き改めて、板尾創路と木村多江が正式に救命に入ることに。
みんな大歓迎。

▶︎4話
死んだも同然、助からないだろうという患者に1%でも可能性があるなら救命処置を行う進藤のやり方に、時間の無駄だとやり方が気に食わず、精神論と自分を子供扱いする進藤に苛立ち、指導医を進藤先生以外にしてくれと医局長のユースケに相談する研修医(石田卓也)。
認知症のおばあちゃんが運ばれてくる。
孫が死んでから認知になって、いまだに孫が生きていると思い込んでいる。
北乃きいは孫がいるというていで話をしていたが、石田卓也は真実を話すべきとおばあちゃんに真実を打ち明けるが、パニックになってしまうおばあちゃん。
子供の患者さんがやってきて夜に容態が急変。
北乃きいが進藤先生を呼ぼうとしたが、石田卓也が「俺1人十分だ、俺だって医者なんだ!」と自分で処置し喘息と判断するがさらに容態が悪化してしまう。
進藤が駆けつけ診断するとアナフィラキーショックだと判明。診断ミスした石田卓也を叱咤「呼吸だけで判断したのか!?お前はそれでも医者か!?」
隣で認知のおばあちゃんが子供の危険な場面を見ていて「私の命と引き換えに… その子を助けて…どうか!」と祈る姿を見て石田卓也は罪悪感に襲われ、子供への心臓マッサージを必死に行い子供は無事に。
子供が無事と知って安堵で号泣するおばあちゃん。石田卓也も安堵…
石田卓也は自分の考えを改めて進藤先生の指導をこれからも受け入れることに。


【感想】
進藤先生、やっぱり優しくなったよなー
まさか食事に関してはかなり疎いという弱点がw
まさかのピーマン嫌いがバレてみんなからバカにされる進藤先生w
チンジャオロースにピーマンが入ってることも知らない進藤先生まさかすぎるww
松嶋菜々子が嬉しそうにチンジャオロースを進藤に食べさせようとしてるの可愛いw






●5話 2024.3.2土 スコア3.3
【ざっくりストーリー】
▶︎生涯独り身の元音楽教師のおばあさん。
腰の病気で余命わずか…
それをどう伝えるか悩む松嶋菜々子。
進藤先生に相談して「お前が患者の立場だったらどうする?」と訊かれて「私だったら教えて欲しいです。自分の残された時間を有意義に使いたいので…(的な?」と応え、「だったらそうしたらいい」と余命を患者に打ち明けることに。
亡くなってしまったおばあさん。
誰もおばあさんを悲しむこともなく独りで静かに亡くなっていく様に可哀想だと思う松嶋菜々子。
進藤は「お前がいたじゃないか」となぐさめる。
後日、松嶋菜々子はおばあさんのお葬式へ。
そこにはおばあさんの沢山の教え子が参列していて、最後霊きゅう車で運ばれていく時にはみんなで歌を歌い見送る様に、ほっこりする松嶋菜々子……

▶︎木村多江の息子が怪我をして運ばれてくる。
シングルマザーで母親と2人で子供を育てていた。
救命の忙しさでなかなか子供に構ってあげられなくて、子供からは「大嫌い!」と言われてしまうが、現場で働くママを見て仲直り。

【感想】
ユースケ良いやつなのか悪いやつなのかわからんな🤔
今回は木村多江の子供をうまく励ましてて良いやつだったけど






●✔︎6話 2024.3.3日 スコア4.0
【ストーリー】
硫化水素で自殺しようとした女性患者が運ばれる。
感染しないように緊急で外の駐車場で防護服を着て緊急処置。
怪しげな手首を怪我した男性が……
ユースケがパッとみて死にはしないからと返す。
翌日、病院の緊急電話に色々な人からの勘違い電話が。
老人からの相談、電話かければ100万円貰えると勘違いした主婦、えっちな掲示板からここにかければエッチ出来るという勘違いおじさんetc
調べると、病院の電話がネットの掲示板にあちこちに、誰からの悪質なイタズラだと。
心当たりを探すとユースケが返した不審な男を思い出す。
挙動不審で泥だらけのスニーカーにくたびれたシャツとチノパン。
彼が病院に来た時の保険証から住所を把握。
謝罪しにユースケと松嶋菜々子が家におもむく。
男の家に行き菓子折を持って謝罪。
もういいですという男の家から出る時に、自殺未遂をした女性とのツーショット写真を発見。
女性の自殺は彼と一緒にしたものではと。
警察に連絡し男を事情聴取で任意同行する。
病院にて、自殺未遂した女性が目を覚ますといきなり発狂。「殺される…!」と。
彼女の声から、2人は元カップルでストーカー化した男に殺されそうになったと。
彼女を個室の部屋に移すことに……

ユースケは政治家と会う。
病院、救命の改革のために政治家と手を組んでマニフェストを組もうとする。
その政治家が突如倒れて病院へ運び緊急処置。
政治家だからと個室に移動させてくれという側近のおじさんの命令で移動している時に、釈放された男がナイフを持って病院にやってくる。
ナイフで脅してみんなを同じ部屋へ。
持っていたバケツの中の液体を撒き散らして硫化水素を起こそうとしていた。
男は「彼女はどこだ!?」と発狂。
進藤が取り押さえようとするが腹部を刺されてしまいピンチ。
松嶋菜々子が処置しようとするが男が「勝手なことするな!そんなじゃ死なないでしょ?ねぇ先生?」と、ユースケに向かって。
意識朦朧とする進藤に松嶋菜々子「このままじゃ死んじゃいます!」と。
ユースケ「このままではあなたは殺人犯ですよ?外には警察ももう来ています」と。
さすがに焦る男。
意識朦朧のフリをしていた進藤が男の後ろからナイフを取り上げようとするが失敗。警察も入ってきていよいよピンチの男。
追い込まれた男は自らの首を切る。
倒れた男を確保しようとする警察を止めて男の緊急処置をする進藤たち。
政治家の側近の男に「なぜ?」と訊かれて進藤は「救命に政治家も犯人?も関係ない!」とみんなで処置する。

救われた政治家はユースケたちに感謝。
ユースケはそっちの政治活動(救命現場の改革のために)に専念するために医局長を降りることを決意。
後任に松嶋菜々子を推薦。
話を聞かされた松嶋菜々子は「私ですか?なぜですか?普通は進藤先生じゃ?」と訊くが、ユースケは進藤先生のやり方(患者を助けるために無条件で受け入れて救命が眠れないほどに忙しくなる)を好ましく思ってないと……

【感想】
犯人役の男が、もれなく猟奇的殺人犯の宮崎勤の見た目…
パーマにしわしわの白シャツにチノパン…
天海祐希主演の『BOSS』でも、ムロツヨシがそっくりに演じてたの思い出した

政治家の側近のおじさんが今裏金問題で話題の二階にそっくりでウザかったー
ドラマ内でも傲慢だったし
犯人に「その彼女を連れてくるから、私と政治家はここから出してくれ!」とかクソすぎ




●✔︎7話最終回 スコア3.9
【ざっくりストーリー】
救命の現場の過酷さを指摘するユースケ。
石田卓也が睡眠導入剤を使ってまで働いてることを進藤に指摘。

工場の爆発で瓦礫の下敷きにあって運び出せない人のための救命出動へ。
松嶋菜々子と石田卓也が行く。
石田卓也が負傷したおじさんを見ていたが救うことが出来ず…
石田卓也は目の前の命を救えず落ち込み、無断欠席が増えていく……

緊急で患者が運ばれてくる。
石田卓也だった。
酩酊状態で頭部を負傷していて危険な状態。
バーの階段から飛び降りたと…
保護者が駆けつけ説明する進藤。
美容整形の医者でもある父親は進藤に当たってしまう。厳しい過酷で忙しい環境で、研修医の立場で現場に行かせたこと、責任の問題ら…
ユースケも進藤に、他の医者達にも「こういうことがこれから起こらないように、医局長は松嶋菜々子に、進藤先生には辞めてほしい」とまで……
それまで、主婦でただの夏風邪なのに何度も救急車を呼んで、その度に進藤が無条件で受け入れて、「緊急だったからお金持ち合わせないから〜」と言っていつもお金を払わず診断と処方を受けて帰っていくおばさん主婦のこともあったため。
ユースケは「これまでのお金を払わないなら訴訟を起こして差し押さえますよ?我々はボランティアじゃないんです」と主婦に行って、最低の病院ね!と悪態つきながら帰っていくおばさん主婦。
そんな夏風邪で救命を使って働かせられる救命がないようにと。
さらに、過去にユースケの知り合いに、石田卓也のように過労でボロボロの状態で鬱になってしまったという仲間を見たと。(それはおそらく自分のこと?)
それもあって救命の現場を変えたいという思いがあった。

松嶋菜々子は工場で亡くなったご遺族のもとにお線香をあげに、それから石田卓也がお線香を上げにきたときのことを話を聞きたくて(自殺だったのかどうか)訪問するも、息子が亡くなった父親を診た研修医の石田卓也を訴えるとまで言う始末に…
現場を見ていた松嶋菜々子は「訴えてかまいません。そうしてくれれば石田卓也が適切な処置を行なったことが法廷で証明されますから」と。
何も言えない息子… 訴えることはやめると。

石田卓也の容態が悪化。緊急オペへ。
同時に再び工事での爆発が。
今度は進藤が向かうことに。
石田卓也は松嶋菜々子が見ることに。
現場に着いた進藤は瓦礫に埋まって呼吸できない人の処置を行うが、手は届くが視界が悪く……
その時にユースケが政界の帰りから駆けつけ進藤の目になる。
ユースケが別の瓦礫の隙間から患者を見て、進藤が別の瓦礫の隙間から手を差し込みユースケの指示で処置していく。
消防隊が瓦礫の撤去を行い患者は運び出され、進藤とユースケも工場から出ようとしたが爆発が起きてユースケが足に瓦礫の破片が突き刺さり負傷してしまう。
進藤はその場でユースケの足を処置。
麻酔がもうないため麻酔なしで!
痛みに耐えるユースケ。
なんとか処置して外へ。
救急車で運ばれるユースケ。
石田卓也も無事に目を覚ます。

進藤はユースケへ「現場は俺たちがやる。だからアンタは俺たちいつか倒れないように今の医療界を変えてくれ!(的な?)」とユースケを押し出す。ユースケはそれを受けて政界へ。
新たに医局長に松嶋菜々子が就任し、救命には新たに5人の医者が配属され人数が増えて少し過酷な状況が軽減される?
しかし今日も今日とて患者は運ばれてきて大忙し……


【感想】
30時間勤務当たり前、月の当直回数15回以上当たり前で現場の救命はボロボロと……
それなのに給料は低いと……
どうにかならんかねー
医療界も政治と似てて上のおじさん達が何もしないでお金だけ貰ってるのかなー🤔

7話で終わりってなんで!?と思ってググったら、江口洋介が撮影間近にバイク事故で撮影延期して、放送期間も変わって7話になったと、なるほど

進藤先生はどんどん優しくなってるし
松嶋菜々子は相変わらず超絶綺麗ねー
ユースケも、進藤とは相反するけど良いやつよねー
DT

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