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クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン7のikarushのレビュー・感想・評価

5.0
現時点でAmazonPrimeにてシーズン12までを視聴済み。
その中で個人的に特に好きだったシーズンは7だったので、7を評価としてレビューします。
ちなみに視聴してるのは日本語吹き替え版にて、字幕版評価ではない事をお伝え。

シーズン7を推す理由は以下。
・シーズン5のラストの戦闘で亡くなったとされたプレンティス捜査官が復活した
・ホッチ、ロッシ、モーガン、リード、JJ、ガルシアの固定メンバーに加え、安定のプレンティス復活で「最高のチーム」が完成
・シーズン1~4辺りの犯人(シリアルキラー)の犯行ではグロ描写をドラマのウリの1つとしていたフシがあるが、そこまで異常な犯罪は少なめ。逆にシーズン5~6辺りは(視聴者からの指摘などからか)グロ描写は減少するが、しかし異常すぎて理解できない事件が増える。
→シーズン7の犯行はそれまでのシーズンに比べて理解しやすく、しかし緻密なものがあったりと、上記「最高のチーム」で対応に当たる事件として好印象。
※以降のシーズンでも奇妙で畏怖感のある事件・シリアルキラーは出てくるが、チーム的仕上がりはシーズン7に劣ると判断。

最後にシーズン12までに登場する主要チームメンバーそれぞれの個人的な評点(5.0点満点)と寸評を載せておく。

・アーロン・ホッチナー(4.5)
シーズン1では厳格過ぎて明らかにつまらなさがあるが、ドラマ内での結婚、出産、離別をすることとチームからの絶対的信頼を得て非常に重要なキャラクターになっていく
・ジェーソン・ギデオン(5.0)
個人的にはギデオンの後任に着くロッシよりも好き。やはり序盤シーズンのホッチがトガりすぎだったので、その分物腰含め温かみを感じられた。
・デヴィッド・ロッシ(4.5)
ギデオンの元同僚にして「伝説のプロファイラー」として登場するが、初登場時のインパクトはそれほどでもない。とはいえギデオンの後任なので、その役柄とチームへの物腰やわらかで献身的な様子は素晴らしい。吹き替え版としては途中で声優が代わって雰囲気が変化してしまうのが残念。
・デレク・モーガン(5.0)
完全に肉体派なキャラでドラマ内でも身体を張るシーンはモーガンが行うことが多いが、人一倍信条に厚く義理堅く、しかし幼少期の自分の弱さなどを見せており非常に好感を持てる人物。
・Dr.スペンサー・リード(5.0)
「一度見たものを全て記憶する」天才頭脳を持ったリード。シーズン1から視聴した12まで一貫したキャラクターながら、シーズンが追うごとに成長を見せる点は良い。しかも序盤から(ひ弱な?)身体を張ることも多く献身的で素晴らしい。
・JJ(ジェニファー・ジャロー)(5.0)
男性的視点で言わせてもらうと容姿端麗で彩色兼備。男勝りすぎない点がポイント。素直にキレイでカワイイ。
・ペネロープ・ガルシア(4.5)
シーズン1ではスターリングキャストに名前が載っておらず「サブキャラ」の様子ながら、個性的過ぎるファッションと乙女っぷりの融合はキャラ立ち具合が素晴らしい。
・エミリー・プレンティス(4.5)
エルの後任として入った直後はそれほど印象はないが、チームとの交流具合が素晴らしく、かつ対応する様子もそつがなく好印象。シーズン12でホッチの後任として再復帰した事は、当ドラマを継続して見ていられる要因になっている。
・エル・グリーナウェイ(3.0)
モーガンの女版にして勝気すぎるキャラ設定なのが微妙。嫌いじゃないけど好きでもない。
・Dr.アレックス・ブレイク(3.0)
リードと同じキャラ設定ながら、リードでもなくJJでもなくガルシアでもないという難しいポジション取りを求められグラつき印象なく消えるキャラ。
・ケイト・キャラハン(4.0)
アレックス・ブレイクの後任となるエル的雰囲気の勝気キャラながら、JJやモーガンと仲睦まじくする様子は好印象でプレンティス離脱後に唯一好感を覚えたキャラ。個人的出産を理由に出演を断る事になるのだが、個人的にはもっと長く見てみたかった。
・Dr.タラ・ルイス(4.0)
初登場のシーズン11では印象が薄くイマイチな印象。シーズン12では脇役としてしっかり脇を固めており好印象。
・ルーク・アルヴェス(3.5)
モーガンの後任で知的な肉体派という感じ(モーガンは肉体的な知性派)。モーガンほど目立たないがロッシ・リードと肉体的な弱さがある中では重要な立ち位置。
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