どピンクやオレンジなどとにかく奇抜でカラフルなスーツに身を包む彼が、灰色のスーツを脱いでカラフルに身を投じた時にソウル・グッドマンとして生き始めるのがとても良い。いつも兄に認められたくて頑張ってきて、自分を変えようとしても結局は滑りのジミーとして見られてしまう。だから彼は諦めて、滑りのジミーとして、ソウルとして弁護士人生を歩むことを決意し、結果として全てを失ってしまう。それでも彼の中に残る兄への愛や罪の意識、キムに対する愛。最終話で全てが覆り、彼のやってきたことへの精算が為される。ズルばかりして生きてきてしまった、そうすることでしか生きられなかったジミーの最後の決意と正々堂々とジミーマッギルとしてショーを終える姿がとても素敵だった。ホントに大好きなキャラクターです。
