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アテンションプリーズ スペシャル オーストラリア・シドニー編のshishiraizouのレビュー・感想・評価

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2時間スペシャル『アテンションプリーズスペシャル オーストラリア・シドニー編』では、上戸彩のバーターで美少女クラブ31の清水由紀が登場。なんだかベリエのキャプテンと混同しそうな名前ですが‥彼女は二代目ミサキヨーコとして上戸彩を下から突き上げる生意気なCAの候補生役というおいしい配置。しかし、その‥子ダヌキのようなルックス(しかもブスッとした役)からは、これまた今後どのような展開が有りうるのか心許ない‥ていうか、バーターとはいえ新人CA役にはあまりにもなんじゃないかな‥。だいたいオスカーの推しは総じてトンチンカンで、事務所の目論見とは違うところからニョキッと突発的にブレイクするのが通例となっている気がします(『コスプレ幽霊 紅蓮女』での高部あい~中村静香(&薗田杏奈)もバーターと思われますが、同じタヌキ系でも、中村静香にはある嗜好を満たすようなある種の魅力があり、一定量の需要があると思う)。

さて、『ホテリアー』やら『暴れん坊ママ』やらの、「けっこうイイ人」の上戸彩ばかり最近みせられてきていて、そこで久しぶりに『アテンションプリーズ』の上戸彩、無神経でガサツで空気の読めない上戸彩を見ると、イライラカリカリしつつも、これだよ、この感じが上戸彩だよと懐かしくも嬉しくなる。相武紗季らを相手に、自分勝手なテンションで暴虐の限りを尽くすミサキヨーコ。粋がって、調子にのりつづけて周囲を困惑させ疲弊させ続けるミサキヨーコ。
上戸彩をみるという行為は、どこかイラッとしつつげながら見る、何か空虚な寒々しさを感じつつ見る、ということで、それなくしてはどうにも物足りない感じがする。という不思議な感情の動きが


2008.3
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