脚本を手がけ主演もつとめたPhoebe Waller Bridgeの才能が光る名作。
主人公の"Fleabag" (名前は明かされない) が時折画面を超えて視聴者に話しかけてくるような設定になっており、父親・継母・姉等の個性的な家族との面白おかしいやり取りを中心に、主人公の解説を踏まえながらストーリーが展開されていく。
一人一人のキャラクターが面白く、繰り返し見たくなるような名シーンが多い。
特に継母を演じるOlivia Colemanの演技が強烈。
コメディではあるが、ラストで主人公の抱える闇が明かされ、ヒューマンドラマ的な側面もあり見応えのある作品。