みゆきち

Fleabag フリーバッグ シーズン 2のみゆきちのレビュー・感想・評価

4.0
シーズン1から一年ちょっと経ったところから始まる。お父さんの婚約祝いの食事会からお話はスタート。なんだお父さんとパートナーは再婚してなかったわ。後妻だとおもってたけどこれから結婚するのね。

その食事会でお姉さんが大変な目にあうんだけど、その事が今後の色々なことのきっかけになる。

シーズン1はシーズン2のためにあったんだなと思うくらい、シーズン2は面白くてあっという間に見終わってしまった。シーズン1のしんどさは何処に行ったのか。でもあのシーズン1があるからこそ今シーズンが活きてきて、なんか主人公がとても愛おしくなったわ。


お姉さんの会社のパーティーで賞をもらった女性と会話するシーンは、とてもとても印象的で素晴らしかった。希望に満ちたシーンだった。

母親の葬儀のあと、母親への愛をどこに向けたらと悲しむ主人公に、ブーが「私に向けて」と言う回想シーンもとても素敵で、本当にブーは素敵な人だったのがひしひしと伝わってきた。

そして主人公の女性(最後まで名前は呼ばれなかったし明かされなかった)が告解部屋で本心を打ち明けるところは、ちょっと涙でた。


愛しているけどずっと好きではいられない。腹が立つ事も嫌いなところだって有る。だけど、家族という深い絆と愛があるから皆バラバラでも仲が悪くても、喧嘩してても同じ家族の元に戻ってくる。父娘の愛、夫婦の愛、家族愛、恋愛。最終回のタイトルどおり「これは愛の物語」だと感じた。
みゆきち

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