信楽で育った喜美子。紆余曲折の末に信楽に戻り、大切な人と陶芸に出逢うーー。
心が熱くなるものに出逢いたい。
人生をかけて向き合いたいものに出逢えた人生ほど豊かなものはない。
ましてや心に炎を宿せるものなど。
喜美子の人生は決して順風満帆ではない。
貧乏で我慢ばかりの人生。
ただ彼女は自分に常に素直だった。だからこそ、自分にとって大切なものを失う犠牲を払ってもやり抜きたいものに出逢うことができた。
喜美子の強さは自分の「好き」にとことん向き合い、それを思い切り大切にしたから。
噂の八郎沼に見事にハマりました🥰
二人がずっと隣にいる人生も見たかったなぁ。
自分の好きを大切に。
大切な人には逢えるうちに逢っておこう。大切な人には伝えられるうちに好きと伝えよう。やりたいことはとことんやり抜こうと思わせてくれる作品でした。