完走。
待望の続編!
1話目から推しキャラのヴォイエッロ枢機卿がコンクラーベで暗躍し最高に笑わせてくれた。
ジュード・ロウは昏睡してても超セクシー。
フランシスコ2世のくだりも皮肉たっぷり。
バキバキにキマった構図で絵画のような豪華絢爛な映像美にBGMとシュールなギャグ、やっぱりジュード・ロウ覚醒後が加速度的に面白くなる。
答えは得られないことが神秘であり、教会はただ思い祈るだけでも、神を信じる心そのものが尊い。
ピウス13世のウインクに昇天しかけたけど、ジョン・マルコヴィッチ演じる深い孤独を抱えた中道派ヨハネ・パウロ3世も魅力的で超お洒落!
とはいえ間違いなくMVPはヴォイエッロ枢機卿で、ラストの姿には思わず胸が熱くなった。
ソフィアやエスターなど女性陣の描写は
今一つなものの、監督・脚本・製作総指揮のパオロ・ソレンティーノは凄い。
難解に思えても社会風刺と皮肉が効いた、愛と信仰についてのシンプルな物語。