この頃から剛くんの圧倒的さ。

すげぇもん見た。
チラッと見て、これは「ヤバい」となかなか見れないでいた。「ヤバ」かった。

松尾スズキさん原作の作品を観るのは多分これが初めて。

しんどくて耐えらんない、けど見たい。
「ダークなんだけど笑える、それが僕らの見ている現実の全てなんじゃないか」
家族、という最小の共同体。しかしそのテーマの無限大さ。
「プレゼンすることばかり考えて芸能は貧しくなる」「それを我慢して画を面白くすることに賭ける」
それをやってのけた演者とスタッフに痺れる。
間違いなく私の中にずっと残る作品。ちょっとトラウマ。映像、演技というもの。私はまだ全然知らなくて、どこまでも可能性が広がっている、その事実に目が開かれる思い。

私の中で最初にマシーン日記を見たのがこれだった。
その後にサダヲがやってる舞台版を見て、舞台で見せられる物理的・精神的な広がりと狭さをうまく画面の中に収められてるなと思った

ミチオが手をグーにしてコーラ飲むのが好き
自分でやると確かにバランス取れる

森田剛のミチオはこれ以上ないくらいのキャスティングだけど、ケイコは片桐はいりがやってた方がイメージ通りだった