このレビューはネタバレを含みます
坂元裕二さんのドラマは定期的に見たくなる
カルテットも大豆田とわ子も大好きだけど、年を重ねるごとに1番感じ方が変わるのはこの作品^_^
始めてみたのは中学生で、ただただ夫婦漫才みたいな掛け合いが楽しくて見てた
でも自分の世界が広がっていくにつれて、育ってきた背景が全く違う「他人」との生活を継続する難しさ、絶望、たまにある幸せについて、各登場人物の視点でリアルに共感するようになった
他人と一緒に生きるには、自分の価値観も大事にしながらチューニングしていかないといけないけど、それが難しい不器用な4人
坂元さんってどのドラマでも、登場人物の人間性をセリフで最大限に表現してくるから、似た特性のある人にめっちゃ刺さって名言として特集組まれたりするんだと思う。私も大好き。
あと坂元さんのドラマ、
エンディングまで含めてキャラを大事にしてるから最高😎
私が好きなセリフ
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頭がいいとか知識があるとかより、人を元気にできることのほうが、よっぽど価値があるの。
そんなんじゃ…、そんなんじゃ、ファンキーでモンキーなファミリーズになれないよ!
誰かにとって生きる力になってるものが
誰かにとってはそうじゃなかったり。
でもそれは誰が悪いとかはないの。
別の場所で生まれて、別の場所で育った、他人だから。
抱ける女が抱けなかった女に勝てるわけないですよね
人がいちいち元気かどうか聞いてくる人がうっとうしい。元気がないのが普通の状態の人間もいるんだ。ちょうどよく元気なく生きてるのに、元気なことが当たり前みたいに聞いてくるな。
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