猟奇的な連続殺人、児童虐待、バツイチ女デカ、家庭の問題、助っ人は外国から来た男性……この間観たデンマークの『チェスナットマン』とソックリではないか。犯人までも……。
自分で選んでおいてなんですけど、なんか猟奇的な連続殺人事件に飽きてきました。それに、いくらなんでも長過ぎる(サイドストーリーが冗長)上に、編集(見せ方)か、字幕のせいか、ちょっと分かりにくい。
「志村、後ろ、後ろ！」と何度も言いたくなるような演出。なぜか背後を気にせず、ひどい目にあっても学習せずに一人で行動する刑事たちに、いささかウンザリ。
児童養護施設でレイプされた少年たちが、生き残って大人になっているのだから、レイプ犯なんてすぐに突き止められそうなものだけど……。
アイスランドの寒々とした風景は、人口の少なさが伝わってくる。犯罪も少ないのでしょうね、刑事も銃を携帯しておらず(素晴らしい)、申請して暗証番号を教えてもらい、車の中のボックスから取り出してた。そして、いとも簡単に奪われてた……。
