りょう

黒い十人の女のりょうのネタバレレビュー・内容・結末

黒い十人の女(2016年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

テレビプロデューサー・風松吉は九人の女性と不倫しているが、妻含めた十人の物語。

おおよそストーリーは十人は誰なのかという登場人物が増えていく章、その十人が争う章、そして…。

特に奮闘しているのがベテラン水野美紀、佐藤仁美の2人。この2人の泥酔口喧嘩一生見てられる。
このドラマにおいて水野美紀はちょっと周りからバカにされている舞台俳優の役で、なぜか自分以外の風の不倫相手八人と繋がって仲良くしようとするのだが実は…。

個人的には真ん中あたりが面白くて、特に成海璃子と佐野ひなこの喧嘩まじでウケた。成海璃子のキレ芸すごいな。

そして、妻役の若村麻由美。まず風の奥さんというラスボスの立ち位置に相応しい風格と美貌、そして最終回のあのシーン…圧巻でございました。

濃淡あるものの九人をきちんとキャラ設定して活かしていて、バカリズムさんさすが、丁寧なお仕事でした。

バカリズム得意技の会話劇、カフェラテは飲み物からかけるものへ、そしてエスカレートしてあんかけへ、誰も食べない土佐日記、などなど面白ポイント満載で短期間で一気できました✨

一番可哀想なのは結局トリンドルか…不倫とは何なのか?を改めて考えさせる作品でした。リアルに不倫が似合ってたのは智順さん演じるトリンドルのマネージャー。
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