良いドラマだった。(4/17㈯17時 NHK総合 再放送❗)
灯里が潔にしか見えない存在だってことは 最初から分かった。みんなマスクしてるのに…一人だけしてなかったから…。
だけど、だから…余計に切なくも、あったかい気持ちで見てた。
潔を殴ってまで酒を絶たせようとした医師の言葉を守って 酒を断ち10年目、皆が乾杯する中 潔が あれほど飲みたがった酒を飲まない理由に泣けた。
でも…灯里は ずっと ずっと潔の隣に
これからも 居続けるだろう…。励ますだろう！
次のゴール(酒で乾杯する)は孫が20歳になる10年後だ という医師の言葉が印象的だった。潔も医師も希望ある目標を持つ事で強くなれた。人は なれるのかもしれない と思った。
｢ミッドナイトスワン」「青天を衝け」に続いての今回の草彅さん 久しぶりに現代を生きる男性の役を観た。
やはり良い演技をされている、安心して観ていられる、上手い。
吉田羊さんは大好きな女優さん。潔が深く愛し、愛し続ける灯里という妻を魅力的に演じていた。
被災者の気持ちも人それぞれ。でも、「被災者」と呼ばれる事に抵抗がある 潔のような方々も多いのかもしれない。
今年で10年…まだまだ被災地は傷が癒えていない状況だ。
でも…潔のように強く生きて居られる方々によって、明るい未来は築かれて行くだろう。そんな希望が感じられたドラマだった。
私達に出来る事は何だろう？
震災を忘れないという事だろう。きっと。
【追記】
私達が出来ることは、一人一人が教訓を学び、もし 災害に遭っても 死なないように備えをし、生き延びる事だと…思います。
