中井貴一さんのこう言うのはハズレなしだ。大感動、と言うほどではないけど、気楽に楽しめる作品。
伊能忠敬が日本地図をつくった、と一言で覚えているけれど、本当にこんなことが・・?というかいずれにしても一人で作れるはずはなく、忠敬に心酔してついていった人たちが大勢いたはずだ。
現代版から時代劇のパートへ、役者さんの重なりだけでも笑ってしまう。
西村雅彦さんはそのまま現世に現れた感が満載だった。
しかし、こんな測量をして地図を完成させたのはすごいとしか言えない。
地図作りに魅了された人たち、今後の人たちの役に立つ、と信じてやり遂げたんだなあ。
完成した終盤の地図の見せ方が本当に見事。
郷土の偉人を大切にする地元の人々が温かい。