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TAR/ターのOKのネタバレレビュー・内容・結末

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう始まりの映画他にあったな。

とにかくすごい経歴の音楽家。指揮者。

会話劇が続く。よくわからん。
主人公の日本語字幕が男っぽい。

吹き替えで見るべき作品だと思う。

ドイツ語でないはナイ。

その人の思想や価値観に賛同できないから
バッハの曲は聞かない。不買運動的な考え。
それでは差別と一緒で、芸術には持ち込むな。

すごいからといって何でも言っていいわけではない。影響力は大きい。

怖いことが起こりそうな時に日常に戻るの繰り返し。

頂上からはすぐ転落する。

実家に帰り、今まで地道にやったことや忘れていた感情を思い出す。行くとこまで行ってしまうと周りも見えなくなるし、人の気持ちも考えられなくなる。ここまできた自分はすごいから何でもしていいなんて考えになっていた。
実家ってそういう場所かもね。

奥が深そう。

自分はこれだけストイックに周りに負けないようにやってきたんだという自負と同時に、それならこれくらいのことやってもいいでしょ的にそれが表では許されてきたので、どんどん大きくなってしまった。そういう時こそ初心に戻ったり、謙虚さを忘れないことが大切だと思った。

上手く言ってても調子乗るんじゃねえよ映画。
いくら偉くなっても何億年という地球の歴史のほんの一部の中の何億もいるホモサピエンスの中のただの一人間に過ぎない。

権力者は時間までも操れるようになり、
そうなったら神に近いと勘違いを起こす。
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