このレビューはネタバレを含みます
ハートフルな幽霊モノは好きなのですが、ストーリーにもうちょい工夫が欲しかったかも…。
陽さんが後輩(肉食系女子)とイイ感じになり、部屋に連れ込んだものの幽霊が邪魔して…という流れ。
これとほぼ同じような展開がクドカンのドラマ「11人もいる!」にもあって、とても面白いシーンでした。それに比べると、こちらは…どうも盛り上がらない。
このシーンも含め、笑えそうなのに笑えない…盛り上がりそうで盛り上がらない…的な肩透かしが全体的に多かったように思う。
あと幽霊が、簡単に物や人に触れたり出来ちゃうのもなぁ。
触れたくても触れられないもどかしさ、みたいなのが幽霊ラブロマンスの醍醐味だと思うんだけど…。
最後のデートの場面では、店員さんとかにも幽霊が見えてたみたいだけど、そのへんの説明もされていなくて雑でした。
尾道の風景や、ノスタルジックな街の雰囲気はとてもいいのに…。
素敵な作品になりうる要素が沢山あるだけに残念。