このレビューはネタバレを含みます
岡田将生さんって国宝級のルックスだし、SNSとかを拝見していてもとってもいい人なのが伝わってくる。なのになぜ??癖のあるなんなら嫌なヤツをやってるイメージが多い。告白とか何者とか。ドライブマイカー観てまたかよーとなったので、なにか爽やかな役はないかね?とほぼ適当に今作を引き当てました。
結果としては、輪をかけて変なキャラクターなんですが今回はとってもいい人。ヘンクツ者ながら憎めない感じって結構難しそうなんですがかなりナチュラルに演じられてましたね。
後半パートになると確かに粗は目立ちはじめますが、ラスト郵便局にレイカが訪ねたときには、ほんっとによかったと思いました。割とヘンテコな設定なのにじんわりとした感動や喜びをつくりだすのは流石クドカン脚本と山下監督といった感じ。
ーーーーーーーーー
・実年齢より歳上をやるのってけっこう難しく、あんまり見当たらないイメージなんですが清原果耶さんってちょこちょこその配役をされてるイメージ。
・前半パートは直球のコメディで個人的には後半より前半の方がお気に入り。山下監督がそれ系の作品やるのが結構意外で、大好評の「カラオケ行こ!」の布石になってたのかしら。なぜか4,5年ほど沈黙されてましたが、今作あたりから作品が続々と控えており嬉しいかぎり。いちばん好きな監督は?と聞かれたら、山下監督を挙げてましたので。