彦次郎

インクレディブル・バルクの彦次郎のレビュー・感想・評価

インクレディブル・バルク(2012年製作の映画)
1.8
科学者が実験に失敗し紫色の化物に変身するも悪と戦うZ級アクション。
MCUシリーズのフェーズ…?と思って鑑賞するとハルクではなくバルク。監督が『エイリアンvsアバター』と同一人物と気づき嫌な予感が走ると予感を斜め下に裏切るクオリティでした。遥か昔に「ビックリマンシール」と思ってガチャを回したら「ビックリマソシール」だった事を思い出させる商法です。
話の方は本家のオマージュというかパクリですが、映像は背景が全てブルーバックという斬新すぎる手法が取られています。個人的な感覚ではNintendo64の画面内に人間が動いているような不思議な世界になっていました。予算上の手抜きかとも思いましたが昨今のCGフル活用の映画に対する批判のため敢えてこの様に作られているのかもしれません。フリーBGMを多用しているのも…いややっぱり予算不足か。
『アイアンマン』のパチモノのZ級作品では『メタルマン』が著名ですが今作も出た事ですしパチモノ版の『アベンジャーズ』を希望します!
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