韓国で実際にあった加湿器殺菌剤事件が題材
加湿器のタンクに入れて使用したら、風邪をひきにくいだとかカビが生えないだとか言われたら、きっと自分も使ってしまうかもしれない
大企業が宣伝販売しており、国もその安全性を保証してたら、なんの躊躇いもなく使ってしまうよね
そんな大切な人の為を思って使い続けた人々が、犠牲になってしまった
主な犠牲者は家に居ることが多い幼児や専業主婦
これまで映画やドラマで何度も見てきた、権力あるものの人の弱みにつけこんだ買収や隠蔽に辟易する
数多くの人々が健康被害にあい、実際に亡くなってしまった人も2万人という
これだけ被害があって今も苦しんでる人たちがいるから、おもしろかった…という表現はもしかしたら語弊があるかもしれない
けれど、映画として上手く見応えあるものに作られていていた
企業やマスコミによる隠蔽もの見る度に、これが現実なのか、今もまだ変わらないのかなぁと腹も立つし悲しくなる