ルーク大佐

バーバリアンのルーク大佐のレビュー・感想・評価

バーバリアン(2022年製作の映画)
3.9
アマプラ無料視聴に新作で入ったので満を持して観た。
ストーリーと脚本を考えた作り手はかなり良いセンスをしている。
ホラーに社会風刺を織り込み、単なる恐怖映画では終わらせていない。

最初ビル・スカルスガルドとジャスティン・ロングの役を入れかえたらどうなるのか、と妄想したが、後半になるに従い、この配役で正しいと感じた。『IT』で名を売ったビルの登場は客を惑わす効果があった。

ジャスティン・ロングのキョドリ演技は卓越しているし、そのパニクリ演技はジョージ・マッケイと双璧だ。懐中電灯やメジャーの扱い方やピストルの取り扱いなどは、迷演技だ。誰もマネできないレベルでしょう。

とにもかくも、アメリカ人は男女問わず、なぜ地下探検を始めちゃうんだろ。背景には、英雄願望や過度な好奇心があるとおもうが、日本人ならばあそこで一歩踏み出すようなリスクを背負わんでしょ。
警察も不動産屋もアテにならないから仕方ないんだけどね。
ルーク大佐

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