法とモラル皆無の規格外グロバトル映画にもかかわらず、エンドクレジットではセンチメンタルなコーラスを合わせたテーマソングを持ってきた。
うまい。制作陣のエンタメセンスを感じる。
このパターンはグロ映画の殿堂入りをしているかのような『食人族』にインスパイアされてるんじゃなかろうか。
『食人族』のメインテーマソングは、本編の残虐性と変態度を緩和するような癒しソングである。ほのぼのとしたアニメやラブコメ映画で使われても何ら違和感のないほど毒性のないメロディだ。
本作のグロ指数はグロ耐性のある人でさえ、1時間くらい続くとさすがに疲れてくるでしょ(’70分くらいでため息をついていたし…)。
ラスオチを静かなトーンでまとめて、流麗なテーマソングで謳いあげているのも観客への配慮かと(…勝手な想像w)
この手法にグッときたので、4.0台にポイントアップしちゃった。