時に、住んでいるここは舞台となり、
人は登場人物となり、
人生は物語となる
この実人生が矮小化していく感覚
恋人ができた時、なんかいまドラマみたいだなと思いながら浮かれた歩き方をしてみたり、
別れた時なんかいまドラマみたいだなと思いながら流れていく景色を見ていたりする
ただ、おそろしいのは
この台本は修正が効かない
迷った時、よりドラマチックな方を選択しても、しなくても、ドラマのように上手く行ったり、行かなかったりする
ただ前世や来世についてはこんなにも自由
それもただの台本なのだけれど。
それを知れただけでも観てよかった
泣きそうになった
冒頭のはじまり方、かなり好きだな
「あの3人どんな関係なんだろうね」
他人から見れば登場人物であり、設定であり、どんな脚本かに過ぎない人生の一場面
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