にょろ

ブルックリンでオペラをのにょろのネタバレレビュー・内容・結末

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

すごい当たり障りない平坦な感想だけど、完璧な人は居なくて、それぞれが少しずつ変だったり倫理的にちょっと…みたいな面も持ちつつも、寄り添って上手く暮らしていく的な映画だった。
「ディーゼルの臭いのしない陸の女に憧れた」的なセリフが、子供達の研究とラストで繋がったのがアツかった(もちろんあの時点では太陽光だけで動いてるわけじゃ無いと思うけど、そういう未来に繋がる的な感じで)

ピーターディンクレイジはやっぱり好きな役者だなあと思った。アンハサウェイも前半は特に、ビジュアルから来るカリスマオーラの説得力がすごい。
後半悪役的に描かれるヒロインの父親が、家父長制の悪いところ全部煮込みましたみたいな感じで、作劇として意図されてるのはわかるけどすごいイライラしてしまった。
前半の恋愛症候群全面で人の話を聞かない感じの船長のシーンもそういう描写と分かっているのにイラついてしまった。船長の恋愛症候群については何かもうひと掘り、もうひと展開あるかなと思ったけど後半の逃避行のところでなんか扱いが軽くなったような気がする。
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