レーシングゲーム『グランツーリスモ』のトッププレイヤーから本物のプロのドライバーが生まれた、嘘のような本当のお話。
ゲーマーが本物のプロのドライバーになれるなんて誰が思うだろうか。主人公の父親が「現実をみろ」というのも無理はない。
主人公が実際のマシンの不具合を言い当てる場面があるが、あれも実話ならすごい話だなと思う。主人公もすごいが、ゲームの再現度のすごさもわかる場面だった。
レースの場面は本物のさながらの迫力があり、モータースポーツをみたことがない自分でもかなり楽しめた。レースゲームのように順位を表示する演出も、ゲーム好きには響くと思う。
この映画をみて、プロのドライバーに憧れる人もいるのではないだろうか。それくらい、完成度の高い映画だった。